反抗する子どものサイン

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反抗する子どものサイン

市内の小中学校は今週末から夏休みです。外出自粛ムードではありますが、家族で出かける機会もあるかもしれませんね。

どこか知らない場所に行こうとするとき、多くの人は地図を参照すると思います。地図を使うことで、効率的に現地に到着できます。しかし、地図の種類によっては、うまく目的地に着けないこともありそうです。たとえば、市街地にあるレストランに行くような場合、地勢図しか持っていなければ、うまくお店を見つけられないかもしれません。地勢図とは、国土地理院が作成している、地形などが分かる地図です。細かく等高線が書かれている、あれです。やはり、街中にある特定の建物を目指していくときは市街地図のほうが便利です。逆に、登山やハイキングに行く人は市街地図なんて持っていきませんよね。郊外は詳しく書かれていないですから。

 

地図はその目的に応じて、記述のしかたを変えています。先の地勢図は土地の高低差や水系の様子、道の概要が書かれています。市街地図は通りの名前、丁目や番地、ビル名などが詳しく書かれています。
しかし、地図は現実のすべてを書いているわけではありません。市街地図においても、消防署や郵便局などは記号が用いられています。それらのビルの形や色、どこに入り口があるか、現在開いているかどうかなどは書かれていません。そこまで書かなくても、地図の目的を果たせると考えるからです。すなわち、現実のすべてではなく、それらを省略したり、歪曲(ビルの形を長方形で書く)したり、一般化(記号化など)したりしているわけです。

 

実は、人も自分の周りものや出来事を、現実の通りに認識しているわけではないのです。実際に、見えていたはずなのに目に入らなかったもの、聞こえてたはずなのに気がつかなかった音や声があったという経験は誰にでもあるはずです。今のシーズン、蚊に刺されたのに、かゆくなってから気が付くということもありますよね。
自分はすべてを把握できていると思っていても、無意識にフィルターをかけて現実と接しているのです。

 

「子どもが反抗期なのか、何を聞いても答えないんです」

そう嘆くお母さんも多いと思います。そのときの子どもの態度だけを見てそう思ってしまうのは、いろんな省略や歪曲がある地図を持って歩いているようなものです。以前に自分で作成した”心の中の地図”を使って、現実にフィルターをかけて子どもを見ているのです。もしかすると、見逃しているサインがあるかもしれません。
「なんか、どうもうまくないな」と思ったときは、あなたの”心の中の地図”のことを思い出してください。役に立たない地図は捨てて、新しい地図を作ってみましょう。

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