十人十色の行動パターン

お問い合わせ
電話番号

十人十色の行動パターン

前回、人はそれぞれ、思考や行動のパターンを持っているというお話をしました。それは1つではなく、複数あるのが普通です。しかも、場所や状況によって用いられるパターンが変わることがあります。
相手の行動パターンを知ることができて、それにうまく合わせることができれば、よりよいコミュニケーションを築くことができます。

 

ではどんな行動パターンがあるでしょうか。
血液型占いのように、たった4種類に分けられるものではありません。おそらく、何十、何百というパターンの種類があるでしょう。すべてはここでご網羅するのは不可能です。ほんのいくつかをご紹介します。

・内向型/外向型
何か悩みなどがあるとき、あなたはまず、一人で考えますか?それとも誰かに相談しようと思いますか?
問題を解決しようとするとき、自分の内部にその答えを見つけようとする人がいます。いくら考えても見つからないときは人に相談するかもしれませんが、まずは自分自身で考えようとします。反対に、まずは人の意見を聞く(情報を集める)人がいます。外部からの影響を受けることが多いです。前者は「自分で」や「一人で」という言葉を好みます。後者は「一緒に」という言葉が好きです。

・オプション型/プロセス型
何かの目標を達成しようとするとき、あなたはまず目標に向かう選択肢を複数考えますか?それとも、実績のある定番の手順を最初に選びますか?
目標を立て、そこに向かう道は複数あるものです。最初に、どんな道があるのかあれこれ考える人がいます。複数の選択肢を見つけようとします。反対に、実績のある決まった手順をいの一番に取ろうとする人がいます。前者は「いろいろ」などの言葉を、後者は「正しい方法」などの言葉をよく使います。

・積極型/受動型
何かを成し遂げようとするとき、あなたは自ら率先して行動しますか?それとも誰かが成果をあげるのを待とうとしますか?
チームやグループで行動するときに見られます。自分から主導権を握って行動を起こすタイプの人がいます。反対に、自分の行動に対しては消極的で、誰かが行動を起こすとそれに付いて行こうとするタイプがいます。前者は「今すぐ」などの言葉が好きで、後者は「考えてみる」などの言葉をよく使います。

・全体型/詳細型
何かを考えるとき、まず全体像を把握しようとしますか?それとも、詳細な情報を得ようとしますか?
たとえば、新しい家具を買おうとするとき、あなたはそれが部屋に置かれたときの状況、さらには家の中での位置づけ・価値などを考えるでしょうか?それとも、どんなデザインや材質で、値段はいくらで、サイズはどのくらいで、というように、比較的詳細な内容を最初に思い浮かべますか?前者は「一般的には」や「重要なのは」などの言葉をよく使い、後者は「正確には」や「具体的に」などの言葉を使います。

 

他にもまだまだたくさんのパターンがあります。そして、ここに挙げた4つの例についても、必ずどちらかに分類できるというものではありません。どちらかと言えば、一方の傾向があると理解してください。その度合いは人によって異なりますし、状況によっても異なります。「あなたは○○型ですね。」という決めつけは良くありません。
また、どちらのタイプが良い/悪いということでもありません。状況によって有利に働くこともあれば、不利になることもあります。そして重要なことは、この思考・行動パターンはその人の価値を決めるものではありません。それらはその人が身につけている行動様式に過ぎないのです。したがって、そのパターンは変えられます。自分でも嫌な行動パターンを、後生大事に持っている必要はありません。変える方法はいくらでもありますが、それはまた後日お話したいと思います。

 

ところで、相手の思考・行動パターンに合わすと言っても、簡単なことではありません。自分とパターンが真逆の傾向の人に合わせるのは苦痛を伴うかもしれません。ですので、無理に相手と同じに振る舞い、相手の真似をする必要はありません。
実はもっと簡単です。上記の例にあるような、好みの”言葉”をときどき使うことで、相手の無意識があなたのほうに向かいます。むしろ、相手がどのような思考・行動パターンを持っているか、よ~く観察することが重要なのです。

お問い合わせ
お名前 (必須)
電話番号
メールアドレス

※確認のためもう一度入力してください

学年
ご要望(任意)

上記の内容を確認して確認・送信ボタンを押してください。