勉強ができないと、ろくな大人になれないぞ。

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勉強ができないと、ろくな大人になれないぞ。

「勉強ができないと、ろくな大人になれないぞ。」

「数学ができないということは、頭の悪い証拠だ。」

「どうしてお母さんを困らせることばかりするの?」

「男の子なんだから、ちゃんとしないと。」

「勉強が苦手なんだから、部活をがんばる。」

 

このようなことを言ったり、聞いたりしたことはありませんか?ふと何かを感じたときに口に出てしまうかもしれませんね。しかし、よく考えてみると、「そんなことはないな」と気づくはずです。
人はつい現実を歪めて、真実ではないことをさも真実であるかのように思ってしまうことがあります。そして、そういうときの言葉には”歪曲”が含まれています。歪曲された言葉は事実ではありません。事実ではない言葉に苦しんだり、苦しめられたりする必要はないのです。
もしそんな言葉を言われたら、歪曲された事実を取り戻してみましょう。
「勉強ができないと、ろくな大人になれないぞ。」
「勉強ができないと、どのようにしてまともな大人になれないの?」

「数学ができないということは、頭の悪い証拠だ。」
「どのようにして、数学ができないと頭の悪い証拠になるの?」

「どうしてお母さんを困らせることばかりするの?」
「どのようにしてお母さんが困ることを知っているの?」

「男の子なんだから、ちゃんとしないと。」
「誰がそのようなことを言ったの?」

「勉強が苦手なんだから、部活をがんばる。」
「どのようにして勉強が苦手だって分かるの?」
「なぜ?」という問いかけはしません。「どのようにして?」と聞くことで、どんな方法、道筋、根拠でそういう風に思ったかを聞きます。すると、聞かれた側はその言葉・考えに行きついた過程をたどろうとします。その途中で、「ここは事実じゃないな。」と気づくのです。
一見、食ってかかるような質問に見えるかもしれませんが、真剣に、真面目に問いかけることで相手も正直に考え、答えてくれるはずです。もちろん、そのためには2人の信頼関係がなくてはいけません。それなくしてそんな質問をすると、ケンカになるかもしれませんよ。

最初に書いたように、人は誰でも現実を歪曲して考えたり、受け止めたりします。そのことを非難することはできません。そのうえで、どのようにミスコミュニケーションを減らすことができるかを考えるのです。

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