動作は語る。

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動作は語る。

 

近くの中学校は来週、期末テストあります。3年生はこのテストで高校入試の内申点が決まります。だから必死で勉強している子もいます。
塾では今週の月曜日からテストまで、中学生は通い放題にしています。ほとんどの生徒が毎日塾に来て勉強しています。勉強のペースが遅れている子もいますが、何とか取り返そうとがんばって、3~4時間勉強していきます。そんな姿を見てると、より応援したくなります。

 

勉強している生徒の様子を見ているといろんなことに気づきます。

椅子の座り方がだんだん浅くなってきて、背もたれによしかかっているのは、勉強が飽きてきたようです。よそ見をする回数が増え、ノートの字も少し雑になっています。
分からない問題が続き、イライラして来ている子は、しきりに頭をかいています。鉛筆などの使い方が荒くなっています。
口数が少なくなり、顔色がほんの少し赤くなっていて、話すとはっきりした口調のときは、とてもうまくいっているときで、やる気に満ちあふれています。
顔を上げて、目を左上に向けているときは、英語の単語を思い出そうとしています。暗唱して覚えた数学の公式を思い出そうとしているときは、左横に視線が向いています。

同じ動作でも、どう感じているかは生徒によって異なります。また同じ感じ方をしていても、生徒によっては異なる動作となって表れます。だから、生徒一人ひとりの特徴を分かったうえで様子を観察するのです。細かな変化を見逃してはいけません。顔の表情から足先の動きまで、発せられている”情報”をきちんとキャッチするためには多少の”トレーニング”が必要です。

 
普段、会話をするとき、相手の表情や態度を見ずに、自分本位で話をしてしまうと、意思疎通がうまくいきません。顔の見えない電話であっても、相手の言葉遣いや声の変化に気をつけながら会話をすると、相談などもスムーズにまとまります。
そのような変化は無意識に起こるものです。したがって実際に発せられる言葉よりも真実を表しやすいのです。良いコミュニケーションを築くためには、相手をよく見ることです。そして、相手の反応に合わせて会話してみましょう。お互いにいい気分で会話を終えることができるはずです。

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