無意識からのサイン

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無意識からのサイン

前回まで、コミュニケーションを築くには相手の心を開くことが重要であるというお話をしました。相手に”ちゃんと聞いていますよ”という安心感・信頼感を与えるために、相手の言葉を繰り返したり、相手のしぐさや息づかいなどを合わせたりすると効果的です。しかし、そのように合わせていても相手が本当に心を開いてくれているか分かりません。心を開いてくれていなければ、こちらが伝えたいメッセージは相手には届きません。

 

相手の言葉を繰り返したり、しぐさを合わせたりしながら、相手の変化に注意を向けましょう。表情や手振りだけではなく、全身の状態をよく観察します。目や唇のちょっとした動きであったり、顔色の変化。姿勢や体の向きであったり、腕や足の組み方や動きにも注意を払います。話している声の大きさや速さ、高さ、さらには呼吸のしかたにも変化があるかもしれません。
そして、そのような変化は何を示しているのかを考えます。
視線が頻繁に動くときは、何か不安を感じているかもしれませんし、迷っているのかもしれません。声が大きくなったり、早口になったときは、その話題に反応して、少し興奮しているのでしょう。また、腕を組んだときは、自分自身と対話するために、あなたのアプローチを少し防ぎたいのかもしれません。

 

このような変化も無意識から起こります。だから言葉で言っていることとしぐさが示していることが一致しないこともあります。たとえば、「分かりました。」と言っているにもかかわらず、唇の端が上がっていたり、指に力が入っているようなら、その話に納得はしていないのかも。

 

相手の変化の”観察”はすぐにうまくできるとは限りません。最初のうちは、せいぜい一つか二つくらいしか気がつかないものです。ですから、”観察”がうまくなるにはトレーニングが必要です。難しいことではありません。
まずは自分自身について見てみましょう。ある瞬間、あなたにはどんな変化が起こっていますか?そのときのあなたの心の状態はどうですか?いくつかの変化のパターンをピックアップして、それがどんな心の状態のときに現れるかを確認します。まさに「自分を知る」ことができるのです。
そして誰か身近な人について”観察”してみましょう。ジロジロ見ていると嫌がられますから、何気なく、自然に振る舞ってくださいね。相手の外に現れる変化と、内なる心の変化に注目しましょう。
このようなトレーニングを繰り返しているうちに、だんだんとあなたの”観察力”がアップするに違いありません。

 

ただ、それらの変化は人によって異なるものです。同じしぐさでも、まったく違う心を状態を持っていることがあります。だから、「○○しているから、××だ」というように決め付けないでください。ミスリードするかもしれませんよ。

 

相手の小さな変化も見逃さずにキャッチすること。そして、そのときの心の状態を注意深く考えてみましょう。このスキルはあなたをさらにコミュニケーション上手にすることでしょう。

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