約束を守れない子

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約束を守れない子

約束を守れない子がいます。
「約束だからね。毎日1時間でいいので勉強しよう。」
「次までに残りの問題をやっておこうね。約束だよ。」

宿題にちょっとだけ手を付けるのですが、約束した内容はほとんどできていません。
次に来たときはとてもバツが悪そうな様子で、「ごめんなさい。実は…」と必ず言い訳します。一生懸命考えてきた理由でしょうが、残念ながら、不完全すぎてすぐにウソだと分かります。
そして「次は必ずやりますから!」と再び約束しますが、その約束が守られることはあまりありません。

約束を破ったことに罪悪感がないわけではありません。きちんと持っています。ただ、その罪を償う、うまい方法を思いつきません。そこで、新しい約束をすることでその罪を償おうとします。約束を破ったことを償うために、さらに難しい約束をするのです。

この連鎖をどのように断ち切ったらよいでしょうか?

 

約束を守るという、人間社会においては基本的な行為ができない原因は幼児期の環境にあります。その行為の本質を親が子に伝えきれていないのです。約束の価値が理解できていないのです。約束をするとはどういうことか。もし約束を守れなかったらどうなるか。そしてそのときはどうするか。一番重要なのは、約束を守ったとき、相手と自分はどのように感じるかです。

病理的な状況を除いたとしても、小学校高学年や中学生に2~3歳からの幼児教育をやり直すわけにはいきません。でも、人とのコミュニケーションのあり方で気づかせることはできます。

 

こんな問いかけをしてみてはいかがでしょう。

たとえば、約束をするとき。
「誰かと約束をするとき、あなたは相手にどんなことを期待する?そして、相手はあなたに対して、どんなふうに考えるかな?」

次は約束を守れたとき。
「相手が約束通りのことをしてくれたら、あなたはどんなふうに感じる?あなたが約束を守ったら、相手はどう思うだろう?」

そして、約束を破ったとき。
「もし、相手があなたとの約束を破ったら、あなたはどう感じる?反対にあなたが約束を破ったら、相手の人はどんなことを感じると思う?」

約束が達成されたときの自分の気持ちと相手の気持ち、約束が破られたときの自分の気持ちと相手の気持ち。それらを自分の中で感じてみることで、その大切さを実感できるでしょう。

3回約束を破ると、信用されなくなります。そして、その信用を回復するためには大変な努力と時間が必要になるのです。

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