話を聞いてくれる

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話を聞いてくれる

前回、子どもの言う通りにしてあげるお母さんは、信頼関係が深まるどころか、反対に”都合の良いお母さん”となり、心を開かなくなるというお話をしました。子どもの要求を満たしてあげることだけが良いお母さんではなく、子どもとの信頼関係を常に保ちながら、良いコミュニケーションを取れることが良いお母さんの必要条件ではないでしょうか。

 

信頼関係を築くきっかけは、普段のちょっとした会話にもあります。

「午後から○○君のところへ行ってくる。」
「夏休みだからって、遊んでばかりいたらダメでしょ。宿題どうするの?」
「宿題はちゃんとやるよ。」
「やるって言って、いつもギリギリになってからじゃないの。」
「今度はちゃんとやるから。」

お母さんとしては、夏休みの終盤に慌てて宿題をする姿をいつも見てきたので、早めにやっておいてほしいとの思いからの言葉なのでしょう。しかし子どもは、「ボクの話を聞いてくれてない」と感じてしまってます。そしてそこから心は閉じていきます。
遊びに行くからといって、宿題をしないとは言っていませんし、帰ってからするつもりだったかもしれません。心を閉ざしてしまったあとでは、宿題のやる気も消えてしまうこともあります。

 

人は「自分に話をしてもらいたい」というよりも、「自分の話を聞いてもらいたい」と思うことが多いと言います。自分の話を聞いてくれることで、自分を大切に思ってくれている、自分を理解してくれていると感じます。そこに安心感と信頼感が生まれるのです。

 

子どもが「午後から○○君のところへ行ってくる」と言ったときに、まず「○○君のところに行くのね」と言ってみたらどうでしょう。良い悪いはともかく、話を聞いてくれたと感じます。相手の言葉をそのまま使って返すことをオウム返しといいます。オウム返しは、「そうなの」や「うん、分かった」という相づちよりも効果的です。
そのあとに、「宿題はどうするの?」と聞くと、相手のとらえ方はずいぶん違うはずです。「4時に帰って来るから、それからやるよ」と答えるかもしれません。

 

ただし、やみくもにオウム返しをするのはお勧めしません。相手の話すスピードやタイミングを計ってやらないと、かえって相手の話の腰を折ってしまい、やっぱり話を聞いてくれないということになります。

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