部活で疲れて勉強できない

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部活で疲れて勉強できない

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中学1年生にとっては最初の期末テストが来月初旬に迫ってきました。今週はテスト範囲も発表になって、「ちゃんとやらなきゃ。」と思い始めた生徒は多いのではないでしょうか。しかし、部活も中体連を目指し、練習が厳しくなっています。部活を終えて帰ってくるともうヘトヘトで、ご飯を食べて、宿題をやるのが精いっぱい。そんな毎日が続いてませんか。何とかならないものでしょうか。

 

人は生活するうえで、たくさんの行動パターンを持っています。過去にそのパターンで行動したら、うまく行ったので定着しています。人の行動パターンは良いものだけとは限りません。中には知らず知らずのうちに習慣化してしまい、それから抜け出せなくなり、いつも満足できない結果になってしまうパターンもあります。たとえば、仕事から帰ってくると、ついついテレビを見ながら、ビールを飲んでします。しかも2缶、3缶…と。休肝日を作らなきゃと思うのですが、どうしても飲みたくなってします。私自身のことでした。(笑)

 

部活で疲れて家で勉強できないという生徒は、どのような行動や考え方をしているのでしょうか。

 

部活を終えて家に帰ると、ご飯の匂いがする

「お腹減ったなぁ」と心の中でつぶやく(実際に声に出すときも)

たくさんご飯を食べる

お腹いっぱい

「お風呂は?」とお母さんの声

「宿題があるけど、お風呂に入ってからしようっと」と心の中で言う

お風呂から上がったら急に眠くなる

「学校の宿題やらなきゃ」心がつぶやく

途中でさらに眠くなる

「終わったからもう寝よう。勉強は明日やるよ」と心で誓う

就寝(万事休す)

 

これを以下のように変えてみましょう。

 

部活を終えて家に帰ると、ご飯の匂いがする

宿題をやり終えた自分を想像する

その時の達成感とその後のご飯の美味しさを感じる

宿題をやって、ご飯を食べる

後でお腹が空いたら、軽くつまみ食いするわくわく感を想像する

「お風呂は?」とお母さんの声

やらなきゃいけない勉強を終えてからの入浴を想像する

身も心もさっぱりした気持ちを感じる

勉強が終わって、お風呂に入る

「今日もがんばったなぁ」と思う

「明日もがんばるぞぉ」と自分に誓う

就寝

 
”うまく行かないループ”から抜け出せないときは、心の中で自分自身と対話が多くなり、うまく行ってることを想像できなくなっています。
「こうなるといいなぁ」という最高の自分をイメージするステップを、現在の行動パターンの中に埋め込んでみてください。上記の例では、”宿題をやり終えて、達成感とともにご飯を味わっている自分”や、”勉強を終えてから入浴し、爽快感を味わっている自分”を途中でイメージしています。これによって、高い実現可能性を信じることができ、パワーが生まれるのです。

一流のアスリートは、自分が最高のプレーしているところを、練習の時からイメージしていると言われます。練習の辛さや負けたときのガッカリ感を、練習をする前から考えたところで、練習が嫌になってしまうだけですよね。

うまく行っている姿をイメージするのとしないのでは大違い。
いろいろな大変なことを乗り越え、成し遂げた時の自分をイメージして、その時の気持ちを想像してください。辛いと思っていたことも取り組みやすくなりますよ。そして、いつもと違う結果を手に入れるでしょう。。

今夜は私も、ビールを飲まずに読書して新たな発見をする自分をイメージしてみます。

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