勉強習慣が長続きしない
「毎日勉強するって約束したのに、最初のうちだけ。三日坊主なんです。」
勉強する気になったのはいいけれど、なかなか長続きしないということって多いですよね。
勉強が好きで、自分から積極的にするという子はそんなに多くいるわけではありません。
勉強しなければならないことは分かっているけれども、どうもやる気が起きないということではないでしょうか。
やる気の起きない理由もいろいろあります。
時間がかかる。書いてあることが分からない。問題が解けない。だから楽しくない。
勉強する前から、勉強の辛さを想像して、勉強したくなくなってしまう。このことが意外と大きいのではないでしょうか。大人でも同じではないですか?
どうしたらこの「気持ちのパターン」を変えることができるのでしょうか。
「ねぇ、その分からないと言っている問題が解けたときのことを想像してみてよ。どんな気持ち?」
「やったー!って感じ。」
「どんな顔して、どんなポーズしてるの?」
「めっちゃ笑顔で、ガッツポーズしてる。」
ゴールが見えました。
「じゃあ、その問題が解ける直前はどう?」
「うまくできなくて何回もやり直して、でも少しずつ分かってきた感じがする。」
「そう?何回もやり直すと分かってくるのね?すごいじゃない!」
「人間、努力が必要だよね(笑)」
中間地点もOKです。
「それなら、その解けた問題にチャレンジする前の気分は?」
「この問題ヤダなぁって思っている。」
「それだけ?」
「一生懸命考えると解けそうな気もする。」
「いいじゃない。絶対解けるよ。だってさっき解けたんだから(笑)」
「そうだよね。がんばってみるよ。」
難しい、できない、やりたくないと感じているのは、ただの想像に過ぎないかもしれません。それならば、できたときのことを想像したほうが行動に移しやすいのでは?
成功のゴールまでの過程をイメージしてみましょう。何が見えますか?どんな心の声が聞こえますか?何を感じますか?
気持ちのよさを感じているイメージが持てると、なんとなくできそうな気がしてきます。そして必ずできます。