不安を転換して
今日は札幌市内の中学校の入学式でした。
新入生のみなさん、おめでとうございます。きっと、楽しく、充実した中学校生活を送られることでしょう。
楽しい中学校生活を期待する一方で、不安もあるかもしれません。
「教科が増えるし、難しくなるから、遊ぶ時間が少なくなるかも。」
「新しい友だちと仲良くなれるだろうか。」
「部活をやりたいけど、ついていけるだろうか。」
不安は尽きません。心配すればするほど、これからの生活が暗く、辛く思えてきます。
ちょっと待って。ネガティブループに入り込んでますよ。
見かたを変えてみましょう。悲観的なイメージ、否定的な状況であっても、見かたを変えると、意外とポジティブに反転することが多いのです。一瞬でいいので、ちょっと楽観的になってみませんか。
先ほどの例ですと、以下のように見かたを変えることができます。
●教科が増えるし、難しくなるから、遊ぶ時間が少なくなるかも。
→ 平日に勉強をがんばれば、土日は遊べるぞ。
→ 時間の管理ができるようになるね。
●新しい友だちと仲良くなれるだろうか。
→ 人付き合いがうまくできれば、もう大人。
→ 向こうも同じ気持ちかもしれないから、こちらから話しかけてみよう。
●部活をやりたいけど、ついていけるだろうか。
→上手い先輩から教えてもらえるチャンス。
→練習が厳しいとそれだけ成長できるね。
どうですか?
ネガティブな状況それ自体を否定するのではなく、見かたを変えて再認識するのです。つまり、その状況は別の意味・価値を含んでいる、あるいはその状況をむしろ逆に利用してしまおうということ。
せっかくの新生活。前向きな気持ちでスタートさせましょう!