相手に伝わりやすい接し方

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相手に伝わりやすい接し方

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期末テストが先週で終わり、答案用紙が返されつつあるようです。
「意外と良かった!」と喜ぶ人もいれば、「あんなにがんばったのに…」とがっかりしている人もいます。
結果が良かった場合(あくまでも相対的にです)、その成功体験をベースにして「次も同じようにがんばる」あるいは「次はもっとがんばろう」と、ポジティブな思考と行動を推進することができますよね。しかし、うまくいかずに落ち込んでいる人にはどのように声をかけたらよいでしょうか?

 

以下の2つの言い回しを見てください。同じようなことを言っているのですが、ちょっと見かたが違います。

A : 「こんなふうに勉強したら、次はもっと点数が取れるよ。」

B : 「また悪い点数を取らないように、こんなふうに勉強しようよ。」

Aのほうがポジティブ、Bはネガティブと思う人がいるかもしれません。でも、Bは決してネガティブではありません。リスクを回避しようとする視点があって、地味ですがポジティブです。

 

実は人によって、どちらの言いかたのほうがモチベーションが上がるか違うのです。
Aは目的を明確にして、そこに向かうにはどうしたらよいかと示すという、目的志向型と言えるでしょう。それに対してBは、リスク(問題)を回避するために何をすべきか、その結果目標を達成可能になるという、リスク回避型と言えます。
目的志向型の傾向が強めの人は、「得られる」や「達成する」などの言葉をよく使います。リスク回避型の傾向が強めの人は、「避ける」や「改善する」などの言葉が好きです。

この傾向はそれまでの経験によって形成されます。また、一生その傾向が変わらないわけではなく、何らかの体験によって変わることもあります。また、血液型や他のいろんな分類と同じく、どちらかのタイプにきれいに分かれるわけではありません。どちらかというと目的志向型、あるいはリスク回避型として考えることのほうが多いかな、という感じです。

どちらが良いということではなく、それぞれ強みと弱みを持ってます。、目的志向型の人は目標に向かうバイタリティは旺盛ですが、問題を発見したり、問題を解決することが苦手です。リスク回避型の人は、普段はパッとしないように見えるかもしれませんが、いざ問題が迫ってくるとパワーを発揮します。

 

相手と話をするとき、いつも自分のスタイルで接していると、タイプの違う人にはあなたの思いが伝わらないことがあります。相手がどのような傾向があるかを見て、その人にあった言いかた、接しかたをしたほうが、うまくコミュニケーションを取れるということです。
自分から変えていく。これです。

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