無意識にあるパワーを引き出して
本日から最寄りの清田中学校では期末テストです。(ちなみに、年何回テストを実施するかというのは、自治体ではなく、学校によって違うのだそうです。清田中学校は年3回です。)
テスト前はやはり、少しはナーバスになりますよね。根拠のない自信を持つ子もいますが、多くの生徒は不安が襲ってきます。そこで、こんなふうに声をかけています。
これまで、すごくがんばってきたね。
難しい問題も解けるようになったじゃない。
キミの頭の中には知識がいっぱい入ってて、キミがその気になるといつでも取り出せる。
そして、どんな問題が出てこようと、きっと簡単に解けるはずだよ。
あまり具体的でない言いかたですね。
「すごく」ってどのくらいでしょう。
「がんばってきた」って、何を?
「難しい問題も解ける」というけど、その難易度や数は?
「知識がいっぱい」ってどのくらい?
「どんな問題」とは何の問題のこと?
「解けるはず」って決めつけてる。
よく聞いてみると何のことを言っているのか、あまり分かりませんよね。
でも、言われた側は勝手に解釈してしまうんです。自分の都合のいいように。
「いつもより勉強したよな。」
「数学の因数分解はけっこーできるようになったし。」
「この調子だと、前より点数取れるかも。」
ネガティブになっても良いことはありません。ここはひとつ、ポジティブな気持ちをキープして、真っ向からテストと戦いましょうよ。記憶があいまいな単語を思いついたり、数学の応用問題の解法が瞬時にひらめいたり、ワークのページが目に浮かぶかも。いつも以上のパフォーマンスを発揮できるかもしれませんよ。