押してもダメなら引いてみな。

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前回、実現しやすい目標の設定方法について書きましたが、目標を達成する過程にはさまざまな困難や試行が伴うでしょう。すべてが思い通りに進めば最高ですが、ほとんどの場合で、むしろ思っていたのとは違うことが起きるほうが多いと思います。ある行動をしたが、思ったような結果が出なかった。それにもかかわらず、同じやり方を繰り返している人は意外に多いのです。

 
たとえば英語の勉強。
たくさんの単語を覚えなくてはいけません。教科書に載っている単語を10回ずつ書いて覚えようとしたとします。単語が10個あれば100回、20個あれば200回、50個あれば500回書きます。そして単語の小テスト。結果は50点でした。あんなに書いたのに、半分しかできなかった…。
書いて覚えることは悪いことではありません。単に教科書を眺めているよりは何倍も覚えるでしょう。しかし結果が出ませんでした。次の単語テストでも30個の単語を10回ずつ書きましたが、やはり同じような点数です。

 
結果が出なかったときは、そのアプローチを少し変えてみませんか。押してもダメなら引いてみな、です。
単語を同じ10回書くなら、5個セットで10回ずつ書いてみるのはどうでしょう。5個いっぺんに覚えてしまいます。あるいは、書くときに単語を発音しながら書く。手の感覚、目で見る文字、聞こえる自分の声の3つの感覚が相乗効果を生み、記憶に残りやすくなります。

 
やってみてダメなら、別なやり方を試してみる。またうまくいかなかったら、さらに別な方法を試してみる。その都度ダメだった原因をウダウダ考えてみても、ゴールには近づきません。もちろん、思いつきで手あたり次第にやってみるのもあまり賢い方法ではありません。状況に合わせて、ちょっとした工夫を加えて試してみる。ダメだったやり方、それは失敗ではなく、次のアクションへのフィードバックです。分析はゴールに到達してからでもいいではありませんか。

 
狂気:同じことを繰り返しながら、異なる結果を望むこと。 ― アインシュタイン

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